アンストッパブル

『アンストッパブル』(トニー・スコット)

蓮實の『映画時評2009-2011』を読んでいていま半分くらい。やっぱり蓮實はなんという魅惑的な文章書くのでしょう。

『アンストッパブル』の項読んで、やあ懐かしい面白かった記憶しかない!さあ『ヒアアフター』、というところでどうにも我慢できなくなって、レンタルビデオ屋に急ぎ、『アンストッパブル』レンタル。相変わらず面白かった。

そのあとに『ファンタスティックMr.FOX』の項読んだら、ほんと絶賛で、一部引用する。

これから書くことの大半は、まだ醒めてもいない夢の中での心の震えをあられもなく綴った言葉でしかあるまいから、とるにたらぬ世迷いごととして信じてもらえなくたって一向にかまわない。そのことは充分すぎるほど自覚しているつもりだが、何をおいてもこれだけは断言しておく。

ウェス・アンダーソン監督の『ファンタスティックMr.FOX』(二〇〇九)は、過度の誇張や大言壮語のかぎりを尽くしてでも誉めずにはいられない二十一世紀ではきわめてまれな作品にほかならない。傑作か否かを問う以前に、それが存在していること事態を僥倖として受け入れるしかない貴重な作品だといってもよい。

僕が近年見逃した作品の中で、後悔しまくった作品のワンツーは『サウダーヂ』と『ファンタスティックMr.FOX』で、『サウダーヂ』は来週から渋谷で上映とのことなのでああ神様とのばかりで、しかし『ファンタスティックMr.FOX』を映画館で観れることはほとんどないのだろう、と。

予定表には何度も書いておきながら足を運ばなかった当時の自分の不節制を悔やむしかない。

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