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ここ1ヶ月くらい、週末といえば、シンガポール各地の映画館に繰り出して1本(たまに2本)映画観て、その近隣のスタバないしは、wifiカフェ(できればコンセント付き)でひたすら仕事に役立ちそうな勉強をし続けるという日々が続いていた。ちなみにその勉強の成果はもう1つのブログにてアウトプットしているので、よろしければ。

そんな中、上海に転勤になったある友人が、半年とかそのくらいの間に国内国外16都市を訪問して色々な人に会ったというようなことをFacebookで呟いており、それを見ながら、もっと人に会わなければならないな、と決意した。

という決意をしたのは今日のことだったので、昨日も映画観てスタバ2回行ったりしてたんだけど、昨日見たのは、『The 5th Wave』というクロエ・グレース・モレッツ主演のSF映画観たのだけど、もうハーレクイン映画みたいでウケた。

5thwave

ハーレクインて、それまでどんなものかあんま知らなかったのだけど、最近あるハーレクイン好きの女性から聞いた話が、「女子高生が朝遅刻しそうで、パンを口に咥えながら、学校に走って登校中に曲がり角である男性とぶつかる」、うんうん、そこまではよく聞いたことある話。

「そうしたら、実はその男性がアラブの石油王の息子の超大富豪ですぐに恋に落ちて、アラブの石油王の妻になる」みたいなやつと説明を受けて、映画を大量に見すぎてリアルとアンリアルの区別がだいぶつかなくなっている僕ですらだいぶ驚いた。それ以降、ハーレクインと聞くとテンションが上がる。

で、『the 5th Wave』もそんな感じで、エイリアン(the others)が地球に攻めてくるんだけど、そのエイリアンが人間と同じ格好してて、人間をだまして、人間同士で戦わせて地球崩壊を狙うみたいな話自体はなかなか面白かったんだけど、素人俳優と素人監督の究極に緊迫感ない銃撃戦に苦笑する。

極めつけは、イケメンエイリアンが、クロエ・グレース・モレッツ(人間役ね)に惚れちゃって、「I’m others. But I choose you」といってチューするとこで、周りの女子中高生の観客たちがキャーって騒ぐみたいな、俺なんでここいんねやろ、と思って逆に笑えてきた。まあある意味ハーレクイン感満喫できて面白かったっす。

しかしクロエ・グレース・モレッツってもう18歳なんだね。さすがに18歳のアメリカ女優であの幼い顔はちょっと今後のキャリアが心配になるというか、いつまでもヤングアダルト推しではしんどいよねーという感覚を持っているので、どっかでかわいい女の子から女優にソフトランディングできるといいねと思う。エマ・ワトソンみたいに。

で、さすがに週末『the 5th Wave』だけだとしんどいので、まともそうな映画を、ということで、今日は『Room』(レニー・アブラハムソン)という映画観たんだけど、もうこれがとんでもなく良くて、これはアカデミー作品賞とりますわ、と思った。

今までだったら、アカデミー賞とか発表のが日本公開より先だったりするけど、シンガポールではアメリカと公開時期ほぼ同時なので、何が獲るんだろう、とかいう楽しみ方できて嬉しい。

今時点の予想では、こんな感じかしら。

作品賞:『ルーム』
主演男優賞:マット・デイモン『オデッセイ』 
主演女優賞:ケイト・ブランシェット『キャロル』

来週・再来週にかけてノミネート作品の公開ラッシュなので、ちょっと今年は予想なんてやって観ちゃおうかしら(笑)ちなみに大変楽しみにしてた、デヴィッド・O・ラッセルの新作『JOY』は全然ダメでしたわ。

'Room' is a journey out of darkness, director says

さてさて、『Room』の話をちょっとしようと思うんだけど、主人公の母親と息子(鬼かわいい)は、ある部屋にいるとこから始まって、その部屋くっそみたいに汚いんだけど、どうやら息子はこの部屋で生まれて、一度も外に出たことなく育ったことが発言からわかるんすよね。で後から知らされるのだけど、母親は7年前に知らない男に拉致されて、この部屋に閉じ込められて監禁されてるという。

息子の天才的な演技がやばくて、一度も部屋の外出たことないから、もう本当に部屋がこの世界の全てだと思ってる。テレビの中に出てくるものを全部アンリアルだと思ってて、母親が脱出を決めたあと息子に、外の世界があることを伝えても絶対に信じない。犬はnot real、蛙はnot real、海はnot realだと思ってる。てか、そう育てられてる。

その彼が脱出して、初めて外の世界を自分の足で踏んだシーンの異常なまでの美しさ、当然そんな彼らがだから無事脱出できても世間に順応できないわけですよ。母親役のブリー・ラーソンもきれっきれ。『ショートターム』のときからいい演技するなーと思ってたけど、この映画で完全に昇華された感じ。2人の決意と、成長ストーリー、もうほんと勇気もらいましたわ、ありがとう。

で、このブログ書こうと思って、作品の原題『The Room』て当然打ってたんだけど、あらためて見てたら『Room』なんすよね。これが驚きで、英語のルール的には1つの特定する部屋について話してるんだから、当然Target冠詞のtheはつけるでしょと思ってたので驚きなんだけど、よく考えたら主人公の男の子、ジャックにとってはその部屋が全てなわけですよ、この世界の。この部屋以外に世界があるなんて思ってもみないから、特定すらする必要ないんですよね。そんなこと考えたらまた泣けてきたわ、必見です『Room』

room_thumbnail

日本配給はギャガで、4月からTOHOシネマズ新宿はじめ全国公開のよう!ぜひ!
映画.com『ルーム』

では勉強に戻ります。VivocityのCoffee Bean & Tea Leafというカフェ(最近日本にも一号店ができたらしいね)がwifi環境快適で、コンセントも多数あるので、長居に最適ですわー。シーユウ!

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