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2015年映画、ベスト

皆様、あけましておめでとうございます。今年は3年ぶりに日本で年越ししました!渋谷の居酒屋でみんなで`飲んだり喋ってる間に2016年を迎えていて、カウントダウンしそこないました。笑

さて、毎年のように、今年もずっとよりよく生きるには、ということをばかり考えて、悩んで、苦闘してばかりいた一年だった。ついに30才になった。ほんといい30年だった。
大きな変化がいくつかあったが、一番大きなものは、やはりシンガポールに住み始めたことだろう。

かつて40カ国旅をしたし、2か月間海外で生活することも何度か経験した。しかし帰る場所がある旅と、そこに住むということは全く違うのだということを実感した。年末年始に日本帰った時のほっとした感覚とかが異常で、成田空港でて寒い外気に触れた瞬間に気持ち良すぎて泣けてきたりして自分で引いた。

毎日苦しんだり悩んだりしてます。それは言葉の壁だったり、文化の違いだったり、ふつうに人恋しさだったりw。

でもリクルートのときとか、そのあとのベンチャーとかも辛いことしんどいこといっぱいあったし、で乗り越えた経験も、その気持ちよさも知ってるし、余裕だろ俺、もっと頑張れよと、自分をいきりたててただ前に進もうと、頑張ってます。

まあちょっと人恋しさだけはダメですね。日本で友人やらとかに会っちゃうとダメです。みんなのことが大好きなんだよなと。でも、なまじみんなと遊ぶことできないから、自分を高めることに集中できるのはいい環境だと思ってやってますが。

そんな中、今年私がもっとも愛した映画たち10本。好きだった順。

1.『ハッピーアワー』(濱口竜介、日本)
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2.『岸辺の旅』(黒沢清、日本)
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3.『山河ノスタルジア』(ジャ・ジャンク―、中国)
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4.『Right Now,Wrong Then/ 今は正しくあの時は間違い』 (ホン・サンス、韓国)
RightNowWrongThen

5.『THE COCKPIT』(三宅唱、日本)
cockpit

6.『Mommy/マミー』(グサヴィエ・ドラン、カナダ)
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7.『The Martian/オデッセイ』(リドリー・スコット、アメリカ)
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8.『夏をゆく人々』(アリーチェ・ロルヴァルケル、イタリア)
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9.『二重生活』(ロウ・イエ、中国)
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10.『シェフ 3ツ星フードトラック始めました』(ジョン・ファブロー、アメリカ)
CHEF

今年観た映画は全部で75本。ほぼ映画館。月別にみると、海外転勤が決まってからの、2か月間、9月~10月がほぼ壊滅的に見ていないので、その期間もペース崩さなければ、今年も100本くらいいけたかなという印象。

2015年観た映画全星取りはこちら

なお、『はじまりのうた』は今年だけで4回観た(毎週1回は映画館に行っていた。笑)が、初回を昨年に観ており、昨年のベスト10の1位にいれているので、今年のランキングからは除外している。また、観ていれば間違いなくベスト10入りするであろう、アルノー・デプレシャンの新作『あの頃エッフェル塔の下で』は年末年始日本に帰国したときに観たかったのだが、予定が調整できず未見。評判の良さそうな『恋人たち』(橋口亮輔)も未見。

1位は『ハッピーアワー』
私はどうやら、2006年からブログを始めたようで、つまり映画ベスト10を作りはじめて、丁度10年が経ったが、1位について一切迷わず、この映画しかありえないと言い切れることは初めて。『ハッピーアワー』以外ありえない。5時間見続けて、ずっと見ていたいと思えるなんて、私のこれまでの映画体験と地続きでないような、もう別次元の映画。

年末に日本に帰った際に、代官山のクラフトビール屋で早い時間から友人と飲んでて、もうハッピーアワーの話をしているときのあの幸福感といったら。二人とも思い出して嬉し涙を目に浮かべるという気持ち悪い場ですわ。まだ見てない人はぜひ、てかこの映画見ずにベストとか言ってんじゃねえよ!余計なお世話だけど。

以前書いた感想はこちら

2位は黒沢清の新作。
この映画を見たときに、ちょうど死についてや、結婚とは、なんてことを考えていたので、とてつもなくアクチュアリティを感じた。全シーンを自分の人生に置き換えて見ていた。望んでという意味ではなく、人はどこかのタイミングで突然死ぬ可能性を持つ。映画の中の暴力夫のように、風邪をこじらせるかもしれない、天災にたまたま当たるかもしれない。

僕は、飛行機に乗るたびに、ああそうか今回だったかと思う。その度に私は、今だったら綺麗に死ぬことはできるだろうか、と思う。一度も、うんと言えたことはない。いま死んで後悔とかそういう話でなく後味の問題。

映画を見ながら、そうか死ぬこととと人を愛することは表裏なのか、死ぬための準備として愛するのか、と一瞬考えも過ったが、ちょっとまだ結論出すには早そうだ。

3位-6位はほぼ同列で、ただアジア映画をすべて5位までを埋め尽くすという偉業を達成したく、この順位。昨年のランキングが10本中アメリカ映画9本だったのに対して今年と言ったら!濱口竜介、三宅唱、黒沢清、ホン・サンス、ジャ・ジャンクーの新作が同じ年に観れるなんて幸せなことあっていいのかしら!

『山河ノスタルジア』はジャ・ジャンクーの最高傑作でしょう。ホウ・シャオシェンの『百年恋歌』のスーチーじゃなくて、チャオ・タオ版みたいな。でもやっぱこうゆう三部作だと、最後の近未来的なやつが好きなんだよなー。実の親父と言語の壁で会話できない息子の姿に号泣。

ホン・サンスの新作は究極のアイドル映画。ずっとキム・ミニちゃんの一挙一動にドキドキしつづけた。どタイプです!!ホン・サンス映画は毎回同じように繰り返しのシーンばっかりで始めてみたときこそ新鮮だったけど、なんなんだろうね。笑  その作家主義、成り立つと思ってんの、とか思っちゃうけど、なんでか好きなんだなー、ホン・サンス。理由は自分でももはやわかりません。

2015を代表する映画が『ハッピーアワー』なら音楽はOMSB!三宅唱とOMSBの共演はもう僕らにとってこの上ない喜びといえるのではないか。とにかく楽しいときでも、つらいときでも、Think Good!と自分に言い聞かせつづけた。

だんだん感想が雑になっていくけど、『Mommy/マミー』は誰が何と言おうと私は大好きです。たぶん去年一番泣いた映画。『オデッセイ』、リドリー・スコット、汚名返上とは別に思わないけど。マット・デイモンが最高なのよね。超勇気と元気もらった。オデッセイの感想はこちら。

『夏をゆく人々』ただただ美しかった。『ミツバチのささやき』現代版のような素晴らしい映画(あ、それ、家族で蜂蜜売ってるから思ったのか・・でもそんな感じ)『二重生活』、よくこんな映画作った。二つの家庭とか恐怖ですよ、すげえわ。『シェフ』はこんな映画全員好きでしょう!おなかすいてくるけど。

入れようか最後まで迷った次点群
『私たちのハァハァ』(松居大悟、日本)
haahaa
中学生とか高校生がストラグルする、それだけで映画って素晴らしいよね、という信条があって毎年一本は入るのだけど、今年はこれかな。ぎり11位。ああ泣いた泣いた。他の観客はクリープハイプ好きの女子高生とかばかりだったけど。

『CAROL/キャロル』(トッド・へインズ、アメリカ・イギリス)
carol
主演女優賞はこの映画のケイト・ブランシェットとルーニー・マーラの2人に!ルーニー・マーラの顔は世界で一番好きな顔のひとり。

『The End Of The Tour』(ジェームス・ボンソルト、アメリカ)
the-end-of-the-tour
地味すぎて日本公開はされなそうだけど、次に大いに期待したい監督。ジェシー・アイゼンバーグの居心地の悪さが最高。次回作がエマ・ワトソン主演で決まっているそうなので、とても楽しみにしたい。

中学生のとき、初めてスピルバーグの映画を見てから、僕の生活は映画とともに。May the Movie be with me.今年も生活と映画を楽しんでいきたいと思います。ではまた!

2015年観た映画全星取りはこちら

昨年までのベスト

2014年映画ベスト
2013年映画ベスト
2012年映画ベスト

2014年ベスト、映画

皆様あけましておめでとうございます。
今年は中国の成都で年越ししました。成都はすごいパワフルで、ストップオーバーで寄ったソウルよりも都会でした。

さて早速ですが、年始恒例の2014年劇場もしくはそれに準ずる形で観た映画のうち、愛してやまなかった映画10本、好きだった順。

 

1.『はじまりのうた』(ジョン・カーニー、アメリカ)
はじまりのうた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2.『アバウト・タイム 愛おしい時間について』(リチャード・カーティス、アメリカ)
アバウトタイム

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3.『アメリカン・スリープオーバー』(デヴィッド・ロバート・ミッチェル、アメリカ)
american sleepover

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4.『自由が丘で』(ホン・サンス、韓国)
自由が丘で

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5.『インターステラー』(クリストファー・ノーラン、アメリカ)
インターステラー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6.『ジャージー・ボーイズ』(クリント・イーストウッド、アメリカ)
ジャージーボーイズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7.『グランド・ブダペスト・ホテル』(ウェス・アンダーソン、アメリカ)
グランドブダペストホテル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8.『とらわれて夏』(ジェイソン・ライトマン、アメリカ)
とらわれて夏

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9.『エヴァの告白』(ジェームズ・グレイ、アメリカ・フランス)
エヴァの告白

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10.『アメリカン・ハッスル』(デヴィッド・O・ラッセル、アメリカ)
アメリカンハッスル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

並べてみて驚いた。10本中9本がアメリカ映画。わりといつもアメリカとそれ以外で半々かなーとなりがちな僕のベストでは、たぶんはじめてで、最後駆け込みのホン・サンスがなかったら、『ラッシュ/プライドと友情』を入れていたので全部アメリカ映画になるとこだった!

 

1位と2位、『はじまりのうた』『アバウト・タイム』は最後まで迷った。いずれも2014年の私にとって最もアクチュアルに響いた作品たちだった。
後の記憶として、1位以外の9本はベスト10に入れたよねという記憶しか残らず詳細の順位は覚えてなかったりするが、1位はずいぶん昔のものも記憶に残ってるので、すごく大事にしたかったけど結局エイヤ。

どちらも、たぶん何千回観ても飽きないシーンが1つずつあって、『はじまりのうた』は、マーク・ラファロがはじめてキーラ・ナイトレーに出会うアコースティックライブシーンで、『アバウト・タイム』は、ドーナル・グリーソンがはじめてレイチェル・マクアダムスに出会うシーンという、偶然にもどちらも出会いのシーンだ。

先日友人とも話していたのだが、2回目観ると、あれとなってしまう映画が実は多い。
たとえば、2012年最も愛した映画であったはずの『わたしたちの宣戦布告』や2013年の2位『グッバイ・ファーストラブ』なんかは、好きで好きで仕方なかったはずなのに、2回目、あれこんなもんだっけ、となってしまったことを告白しておこう。そんな中でこの2作は、いずれも2度以上見返す機会があり、より好きになった映画たちだ。

ちなみに『はじまりのうた』は2月に日本公開(喝采!)。僕も実はまだ日本語字幕付きで観てないので、理解は半分程度ですが、まあ間違いなくとんでもない傑作です。ああ、大きな劇場で宝石のようなあの映画がまた観れるなんてなんと幸せなのだろう。

 

3位以下も一本も隙なく愛した作品たち。
『アメリカン・スリープオーバー』はまぎれもなく青春映画の類にあり、初恋とはじめてのキス&友だちとのかけがえのない時間&パーティーといった要素を使いながら、それでも他の青春映画と対極にある驚くべき作品。アイデンティティなんて無い、すぐに入れ替え可能なきわめて現代的な登場人物たち。

こんな最高の青春映画が、まともに劇場公開されていないで埋もれている現実に憤ると一方で、たとえ3日間だけどスクリーンで、日本語字幕付きで、素晴らしい自主製作のブックレットとともに上映を成功させた、大学の後輩たちに感謝と尊敬の思いを。映画を救う可能性ってこういう作品への愛だけしかない気がする。

 
『インターステラー』は2014年観た映画の中でいちばん友人と議論した映画かもしれない。1本の映画だけをテーマに友人と酒を酌み交わす興奮は懐かしい喜びだ。

賛否いろいろあれ、それでも、はじめてSF映画がSF小説に追いついたという意味でSF映画の記念碑的作品たりうると思い4位に入れた。これまで小説でしか表現できなかった技術的な土壌が映画で成り立ち、その上にまともな家族ドラマや恋愛が生まれうる証明してみせた。この映画が生まれたからSF映画はこれからもっと面白くなるぞ、と確信した。

 
『自由が丘で』は最後の最後飛び込みで5位。
毎度のごとく冒頭からパンの下手さとかズームの多用とか辟易(というか心配)しちゃうんだけど、加瀬亮や韓国人たちの喋る決して流暢ではない少しおかしなイントネーションの英語を聞くたまらなく愛おしい時間。映画はこれだけ自由に撮っていいんだとホン・サンスが証明してくれた。ホン・サンスの中でも一番好きだ。

 

6位以下の作品も思い入れを語ると止まらない作品ばかり。イーストウッド、ウェス・アンダーソン、ジェイソン・ライトマン、ジェームズ・グレイ、デヴィッド・O・ラッセル(+マリオン・コティヤール)。いずれもその名を見れば絶対の安心感を持って、劇場に足を運ぶ監督(+1人の女優)であって、ここにあげた全ての作品において高い期待を遥かに超えてくれた傑作といえよう。

ほか『ラッシュ/プライドと友情』、『レッドファミリー』、『マイティエンジェル』、『罪の手ざわり』、『紙の月』あたりはランキングに入れ替わってもおかしくない泣く泣く落とした映画たち。

 

数えてみると2014年観た映画本数は全部で75本、2013年観た本数が144本とあるので、約半数近くまでなっている。観た映画メモを残し始めたここ10年間で1番少なかったようだ。
それだけ忙しかったのか怠惰だったのか。映画行こうと決めてた休日でも朝目覚まし止めてたりで、怠惰なんだろうな。なによりひどいのは昨年書いたブログはわずか3本(笑)ひどすぎる!毎年この時期だけはがんばろー、と思うんだけどな。しかしまた一歩人生が進んだ手応えはあって、充実した一年だった。

 

去年も色々あったけど、最近、また映画の予告編後にスクリーンのカーテン?が横に開く瞬間、ほんとそれだけで目が涙でいっぱいになってしまうことがある。やっぱりぼくは映画が大好きなんだな、とあらためて思う瞬間だし、いま自信を持ってそう言えていることが何よりも嬉しい。さあ今年もいっぱい観るぞ。

 

■参考記事
はじまりのうた http://daichitanaka.com/archives/930/
2013 best    http://daichitanaka.com/archives/854/
2012 best    http://daichitanaka.com/archives/547/

 

2013best

すっかり年も明けてしまいましたが、あけましておめでとうございます。

2013年は個人史にとって、とても記憶に残る一年になるだろうと思っています。5年半いたリクルートを卒業しました(かつての同僚、友人と飲むたびにすげーいいとこだったと思うし負けてらんねーなと決意を新たにできる場所)。2014年はまず、私と映画の関わり方についてしっかり再定義したいと思う。そんな状態の中で今年観た144本の映画から新作、スクリーンで観たもののベスト。映画はそれ単体では人生となりえぬ、という言葉に強く共感する。2013年の自分の人生にとってもっともアクチュアリティのあった映画たち。

1.『孤独な天使たち』(ベルナルド・ベルトルッチ、イタリア)
kodokunatenshitachi

 

 

 

 

 

2.『グッバイ・ファーストラブ』(ミア・ハンセン=ラブ、フランス)

goodbye
3.『ラヴ・イズ・パーフェクト・クライム』(アルノー・ラリユー/ジャン=マリー・ラリユー、フランス・スイス)
perfect crime
4.『ラブバトル』(ジャック・ドワイヨン、フランス)
MesSeancesDeLutte
5.『ホーリー・モーターズ』(レオス・カラックス、フランス・ドイツ)
holymortors
6.『スプリング・ブレイカーズ』(ハーモニー・コリン、アメリカ)
spring
7.『リンカーン』(スティーヴン・スピルバーグ、アメリカ)
steven
8.『君と歩く世界』(ジャック・オディアール、フランス・ベルギー)
rust and bone
9.『次の朝は他人』(ホン・サンス、韓国)
tsuginoasa
10.『オブリビオン』(ジョセフ・コシンスキー、アメリカ)
ob

2013年の私にとって最もアクチュアルに響いた作品は『孤独な天使たち』だった。初めて見た2日後に友人と再度見に行き、2週間後に別の映画館でもう1回行った。1ヶ月間で3度同じ映画を観たことは初めての経験だった。全シーン夢中になって見た。エンドロールの度に何度でも見たいと本気で思った。少年と少女の立ち居振る舞いも表情も仕草もその存在全てが愛おしいと思った。この映画における地下室と、ラリユー兄弟が選んだローザンヌ・ロレックス・ラーニングセンターを見て、映画はロケーションだという言葉を本気で信じた。

それと同時に、2013年は「ラブ三部作」と出会えた年と私の記憶には残るだろう。ミアの圧倒的な才能に愕然とし、ラリユー兄弟の新作に映画体験の幸福さを思い起こし、ドワイヨンに映画はまだまだ進化することを教えてもらった。(『ラブバトル』については、私にはどうすることもできなかった事情により公開を実現できておらず申し訳ない気持ちでいっぱい。来年きっと劇場公開されるだろう、という期待と共に、もしその際には必ずみんなの2014ベストに並ぶことを確信している。)
その他、ドゥニ・ラヴァンの変化っぷりに、夏の夜劇場を出た瞬間の汗に、スピルバーグの情念に、ステファーヌ・フォンテーヌの映し出す光に、反復と違いの発見の楽しさに、SFの愛の記録に、そして流された幾度もの涙に。

また、だいぶ悩んだ結果、この10作品にしたが、下記に挙げる作品はどれも上に挙げた作品と入れ替わってもおかしくない素晴らしい作品たちだった。
『ミステリーズ 運命のリスボン』『ムーンライズ・キングダム』『ザ・マスター』『偽りなき者』『ローマでアモーレ』『女っ気なし』『ウォールフラワー』『ジャンゴ 繋がれざる者』『ゼロ・グラビティ』

素晴らしいたくさんの映画に出会えた2013年に感謝しつつ、2014年も大いに楽しみたいと思います。今年もよろしくお願いします。

■参考記事
2012 best    http://daichitanaka.com/archives/547/
観た映画全作品星取り   http://daichitanaka.com/see_movie/

2012best

こんにちは2013!さようなら2012!
締めくくりは今年公開の映画と今年聞いた音楽ベスト。

■映画
『わたしたちの宣戦布告』(ヴァレリー・ドンゼッリ、フランス)-フランス映画の復活に。
『Playback』(三宅唱、日本)-映画の未来を支える2人の男に。
『桐島、部活やめるってよ』(吉田大八、日本)-映画館と屋上のシーンに。
『アルゴ』(ベン・アフレック、アメリカ)-ベン・アフレックの見せるリーダーシップに。
『ドラゴン・タトゥーの女』(デヴィッド・フィンチャー、アメリカ)-愛すべきリスベットに。
『戦火の馬』(スティーヴン・スピルバーグ、アメリカ)-馬、馬、馬!そして空撮!
『ミッドナイト・イン・パリ』(ウディ・アレン、アメリカ)-これぞ、まさにウディと言わずにいられなさに。
『J・エドガー』(クリント・イーストウッド、アメリカ)-3人の俳優に。
『ダークナイト・ライジング』(クリストファー・ノーラン、アメリカ)-地への誇りと、愛情に。
『デンジャラス・ラン』(ダニエル・エスピノーサ、アメリカ)-次作が楽しみな監督の誕生に。

アメリカ映画さえあれば何もいらないと長らく思っているが、
2006年の『キングス&クイーン』(アルノー・デプレシャン)以来、久々にフランス映画返り咲き。ただ、ただ、感動した。そこには映画があった。
『Playback』はそのタイトルを記事で見るたびに追い、毎度感動を覚えた。三宅唱とムラジュン、この2人がいるから、映画の未来はまだ大丈夫だと思った。

また、新作ではないので上記からは省くが、
『合衆国最後の日』『カリフォルニア・ドールズ』(以上、ロバート・アルドリッチ)『シルビアのいる街で』(ホセ・ルイス・ゲリン)『白夜』(ロベール・ブレッソン)という人生のベスト級の作品たちを劇場で見ることができたことが、なによりも嬉しい一年だった。

■関連記事
『わたしたちの宣戦布告』
『Playback』
『桐島、部活やめるってよ』
『アルゴ』
『ダークナイト・ライジング』

■音楽
THA BLUE HERB『TOTAL』-一番聞いた。毎日勇気をもらった。
DJ BAKU『POPGROUP presents, KAIKOO “Human Being”』
 -音楽の潮流はKAIKOOから始まるのではと信じて疑わなかった。DJ BAKUを大いに尊敬した一年だった。
Dr. Oop『Black Love Oriented』-夜、考えことをしながら一人聞いていた。お洒落さに身を任せたくなった。
YAKENOHARA『Step on the heartbeat』-ハートをビートした。
The Streets『Original Pirate Material』-ストリーツってこんなかっこよかったのかとおののいた。
Atmosphere『God Loves Ugly』-相変わらずすげーかっこよかった。
LUVRAW & BTB『ヨコハマ・シティ・ブリーズ』-夏に楽しい気分になりたいときによくかけた。
七尾旅人『リトル・メロディ』-悩んで前に進めなくなったとき「サーカスナイト」聞いて、より前に進めなくなった。
柴田聡子『しばたさとこ島』-忘れ得ぬ思い出となった金沢の夜だった。
Jack Johnson『To The Sea』スケボー、サーフィン、ジャック・ジョンソンとばかり口走る夏だった。

ヒップホップとスケボーさえあれば何もいらないと思った一年。