2012年、映画という充実

2012年、約半年が過ぎ、映画の豊作の年だなあと、僕のマイベスト豊作の年は2006年だったのだが、それを上回っているのではないか、幸福の限り。

ほんと最高によかったなあと思うのを挙げてみるだけで、『CUT』『ドラゴン・タトゥーの女』『戦火の馬』『アーティスト』『ミッドナイト・イン・パリ』『クレイジーホース・パリ』『ソウル・サーファー』といった具合だし、

この先のこと考えてみても、『灼熱の肌』『ダークナイトライジング』『屋根裏部屋のマリアたち』『テイク・ディス・ワルツ』(新作ではないが『サウダーヂ』)あたりは間違いなくやばいだろうし、

危うい気もするけど、『きっとここが帰る場所』『ファースト・ラブ』『わたしたちの宣戦布告』、秋に控えるウディ・アレン、キアロスタミやベン・アフレックの新作まである!

言わずもがな三宅唱の『playback』がいよいよ見れるとあれば。やあ、なんて豊作年。

『アンストッパブル』(トニー・スコット)

蓮實の『映画時評2009-2011』を読んでいていま半分くらい。やっぱり蓮實はなんという魅惑的な文章書くのでしょう。

『アンストッパブル』の項読んで、やあ懐かしい面白かった記憶しかない!さあ『ヒアアフター』、というところでどうにも我慢できなくなって、レンタルビデオ屋に急ぎ、『アンストッパブル』レンタル。相変わらず面白かった。

そのあとに『ファンタスティックMr.FOX』の項読んだら、ほんと絶賛で、一部引用する。

これから書くことの大半は、まだ醒めてもいない夢の中での心の震えをあられもなく綴った言葉でしかあるまいから、とるにたらぬ世迷いごととして信じてもらえなくたって一向にかまわない。そのことは充分すぎるほど自覚しているつもりだが、何をおいてもこれだけは断言しておく。

ウェス・アンダーソン監督の『ファンタスティックMr.FOX』(二〇〇九)は、過度の誇張や大言壮語のかぎりを尽くしてでも誉めずにはいられない二十一世紀ではきわめてまれな作品にほかならない。傑作か否かを問う以前に、それが存在していること事態を僥倖として受け入れるしかない貴重な作品だといってもよい。

僕が近年見逃した作品の中で、後悔しまくった作品のワンツーは『サウダーヂ』と『ファンタスティックMr.FOX』で、『サウダーヂ』は来週から渋谷で上映とのことなのでああ神様とのばかりで、しかし『ファンタスティックMr.FOX』を映画館で観れることはほとんどないのだろう、と。

予定表には何度も書いておきながら足を運ばなかった当時の自分の不節制を悔やむしかない。

『ソウルサーファー』(ショーン・マクナマラ)

朝早く起きて『ソウルサーファー』。バルト9。

ジャック・ジョンソンばかり聞いていたお年頃で、映画はサーフィンとスケボーだと思っているくらいなのに、『ソウルサーファー』はほとんど上映終了間近で焦って、駆け込む。

全くの予想通りの展開だけど、全編通してほとんど泣いてた気がする。

映画を見るとは「俳優を見ること」と誰か彼かが言ってたけど、ベサニーもおとんもおかんも素晴らしく、はじめて腕失って波に立った瞬間なんて、ほとんど嗚咽のような泣き声を挙げて、映画館でガッツポーズをしたものだ。

最高。

西小山BAR SLOW

ベルギービール3種。どれもはじめて飲む。

1本目:orval

有名だけど飲んだことなかった。

重厚な味わい。好き。

2本目:PECHERESSE

通称”ピーチ”。信じられないくらい甘いのに、鬱陶しくない。

2本目に丁度良い。

3本目:Leff Blonde

〆は重めで。

隣に座ってた人と仲良くなり、

気づくと朝3時まで飲んでました。

一人ビアバーに完全にはまってきている。