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8.16 スケートボードとシュシュ

夏の目標その2:「スケボーできるようになる」ということで、モリシとフクダとスケボー@高円寺。やっぱサーフィンとスケボーとジャック・ジョンソンだよね、ということで、スケボー乗れるようになった!すげー楽しかった。完全スケボーほしいけど、嫁に買うなと釘を刺されている。次はサーフィンに挑戦。

晩飯は高円寺の「天王」でワンタンと天津飯(完全これだけのために高円寺これるくらいうまー。)、おもろい古本屋でウィリアム・ギブソンの小説2冊購入(奇跡的な値段)して、六本木移動してschooの現地授業、柿内芳文を招いて「レーベルの立ち上げ方」について。偶然、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』を読了した直後で、へえとなる。いい講義だったので、あとでまとめる。

8.15

久々に実家に帰って、片付けなどしてたら、昔のiPod、大学3から4年くらいに使ってたやつを久方ぶりに発見して、いまそれを聞きながらwordpressの練習をしている。この夏の目標の1つはwordpressを使いこなせるようになることで、そうなった暁には本格的にちょっとやりだしたいなーということに挑戦をする。それは最近受けた多くの刺激物によって生まれた感情で、前向きに前向きだ。

昔のiPodのトップ25を流しながらワーク中なのだけど、いまの自分のiPhoneに入ってるのはほとんどヒップホップばかりなので、なかなか新鮮で、ワーキングがはかどる。

以下1位から。名曲ぞろい。

That’s The Spirit/Judee Sill

Always Love/America

Happiness Is A Warm Gun/The Beatles

I Want You/Bob Dylan

Friday’s Child/Them

Cocaine Blues/Johnny Cash

The Kids Are Alright/The Who

Brown Sugar/The Rolling Stones

Do you Remember Rock’N’ Roll Radio?/The Ramones

Be My Baby/The Ronettes

Martha My Dear/The Beatles

The Floppy Boot Stomp/Captain Beefheart

Suger Boy/Beth Orton

Every Time It Rains/Randy Newman

Speak Solw/Tegan & Sara

Drunken Angel/Lucinda Williams

It’s Only Rock’N’ Roll/The Rolling Stones

Louisiana 1927/Randy Newman

We Tigers/Animal Collective

Walk On The Wild Side/Lou Reed

Live As You Dream/Beth Orton

Four Winds/Bright Eyes

Be Good or Be Gone/Fionn Regan

Happy Birthday/The Innocence Mission

Don’t Let Them Take You Down/Jesse Malin

久々に聞くBeth Ortonとかもう号泣するくらいいい、、

8.11 生き残るための努力について

お昼は嫁友達のMさんと3人で、新宿「やまと楽」でランチ。1,500円で先付、前菜、メインと一通りそろってて雰囲気も良くてよかった。煎り豆ごはん激うまだったので、家でも作る。Mさんは、子供2人いる男性を嫁と別れさせたツワモノで、話をドキドキしながら聞いた。小悪魔的な魅力に溢れる女性でした。

嫁とMさんはカフェに行くとのことなので、ばいばーいして、新宿バルト9で『ダークナイト・ライジング』(クリストファー・ノーラン)。残1席の奇跡。ここ最近『アメイジング・スパイダーマン』『THE DEPTHS』と満席で映画見れずが続いているので、今日はラッキー。映画ブーム来てるのかしら。

映画終了後、紀伊國屋で話題の「ほんのまくら」フェアのぞく。本のタイトル見せずに、本の導入部だけわかる形で、本との偶然の出会いを、というフェア。人が集まって、みんなが興味を持った導入部の本をレジにもっていく。とにかく感動したし、これこそ生き残るための努力だよなーとしみじみと感じた。映画や本や音楽はこういった努力をとかくしていかなければならない、じゃないとほんと死んじゃうよ、というのはこないだの友人との飲みの場の主題だった。例えば、僕の仕事であるネット業界は、生き残るためにどうすればいいか/どうするべきか日々考え、努力し続けている。それを知っている僕にしてみれば、いまの映画/本/音楽という業界はとかく努力が足りないように、少なくとも、見えてしまう。その中での紀伊國屋の取り組みは、本当に素晴らしいと思いつつ、偶然の出会いに期待して一冊の本を購入した。

表紙にはこう書かれている。「小説にはおよそ始まりも終わりもない」。読者として、とても本を開くのが楽しみだ。

8.10 ぐるぐるぐるがおん

会社帰りに嫁と「グルガオン」(だいすき!)。奥がバターチキン、手前がチキンムガライ。今日も激うまでした♡

渋谷に向かい巷を賑わせてる濱口竜介監督(ハマグチ!ハマグチ!ハマグチ!)の『THE DEPTHS』見に行こうとしたら満席。それでも、ものすごい人の溢れるオーディトリウム渋谷にちょっと嬉しくなったり。TSUTAYAいったら、CDがいつでも10枚2,000円レンタルになっていて驚いたので、久々にレンタルなど物色。田我流「B級映画のように」、LUVRAW & BTB「ヨコハマ・シティ・ブリーズ」など聞きたいものに出会え過ぎて、18枚レンタル。ほぼヒップホップ。今年の夏もヒップホップ三昧になりそうです。

家に帰ってこの夏、貴重な時間にやりたいことをまとめる。

『第八天国』

朝からフランク・ポサージ『第七天国』のことが頭から離れなくなったので、これはとびきり面白映画を見に行かねばと渋谷文化村に『屋根裏部屋のマリアたち』見に行って大層面白くて、そのあとアップリンクファクトリーでやってる古書市いったら『リリアン・ギッシュ自伝』見つけて興奮して購入し、ヒカリエの牛タン屋でカレー食って、フジロック日記の続き書いてないこと思い出した!(なのにベルギービールが云々とか!)というわけで続きです。

 

7/28(土)つづき

何時間か川沿いでみんなでワイワイやればもうライブとかどうでもよくなるのだけど、ユリリンたちは魚クションいくというのででは今度ユリリン家で手巻き寿司パーティーやりましょう!と約束して、全然行く気はなかったけどまたJUSTICEで!と言ってばいばーいして、いろんな人が絶対いいよと推してくるSPIRITUALIZED見に、モリシとマイコとマーキー向かうも人多すぎて入れず。モリシと僕はすっかり二人で楽しみたくなっていたので意気投合し、マイコにテント帰ろうと積極的に誘った。狙い通りテントに帰るもののものの数分でヘビードランカーな僕も倒れ、気づいたらテントにおいてけぼりひとりだったガッデム。

時計はちょうど日をまたいだところで夜はこれからでしょーとオアシスに再度繰り出すとみんながジャスティスジャスティス言って大満足してた様子でみんな幸せそうだなーと僕もまったく幸せな気分になってオアシスでひとり飲酒などを行う。テントに戻ったマイコを呼び出すと欲求不満です私と大声で叫んでたので、はいはいと笑って流し青春なり人生なりそうゆう恥ずかしい話をした。飲みすぎて何を話したのかは一切覚えてないけどほんとにフジロックは楽しいなーという感情に満たされるがるぼる大いに笑う一日でありました。

 

7/29(日)

しっかり8時間も寝たおかげで三日目とは思えない快調ぶりで、しかしもう苗場着いた時からそういう気持ちになってるのだけど、3日目ともなれば一層あー今年も終わってしまうのか来年まで362日などと思いモリシを見れば同じ表情をしている。マイコは僕らが起きたらテントおらず全然戻ってこないので、モリシと二人で本陣向かい、笑い話してもなんだかこの暮らし、生活も今日が最後でなんて考えるとどうにも切なくて仕方ない。戻ったらマイコはシャワーに2時間も並んだとか言っててThats too badといってはげまして、会場向かう。グリーン通ったらGALACTICやっててものすごい良くて感動的だったのだけど、マイコが奇妙礼太郎見たいというので、わりとライブにこだわりない僕はグリーンを横切りヘブンへ。途中結局毎年食べてしまうよねハイジカレーと今日こそラムチョップを2本買いし、豪華な朝食でみんなでカンパーイ!

音楽や映画とか誰に推薦されるかというコンテクストはすごい重要で、1万人の人が良いと言おうとも多分見に行かない『アメイジング・スパイダーマン』も、信頼する友人がグレイトと言えば劇場に向かうのだろう(ファーストデイで満席で入れなかったけど)。そう思えば奇妙礼太郎は全然で、マイコはとても仲の良い友人なんだけど、音楽とかにおいてはやはり信頼における人ではないので、すごくいいと言われてもふーんとなってしまうのが僕のいけないところだとは特に思わない。期待せずに椅子に座って聞こうかと決め込んだのだけど、しかし奇妙礼太郎はものすごく良くて、先日行ったライブで僕の長年のグレイテストピープルだったソカベさんがちょっと違うなーといよいよ思い始めてきているところに、まるで往年のソカベさんとと同じようなライブをするもので、曲終りのジャンプの姿勢/「ロックンロール!」と叫ぶ姿/伸ばした声、確実にあなたソカベさん好きでしょうというのがまるわかりで、そうゆうのはとても好きです。とびきりは、『君が誰かの彼女になりくさっても』という曲で、もう恋したことある男子でこの曲聞いて泣かない奴なんているのか、というくらいに名曲of名曲でぼろぼろ涙を流す派目になったことは嫁には言えない。

思わぬ満足感をもって、ヘブンを後にし、オレンジでオルケスタ・リブレとおおはた雄一聞いて、おおはた雄一の声かっこよすぎでしょそれと憧れつつ、オレンジ一番奥のカクテル屋で頼んだアボガドカクテルのうまさにみんなで仰天する。ラムチョップ、ラコスバーガー、アボガドカクテル忘れられないフジの食べ物にランクインです。そのあと特に見たいもんなかったので、もうレディへに備えるかということグリーンに大移動する途中で、また川でかわいいこ探しにみんなで躍起になる。マイコがあの子はやばい、あっちもやばいと言うものの僕とモリシはそれはないを繰り返し続けることになる。

グリーンはハイネケンスタンド目の前のめちゃいい位置に陣取り、わずか30秒でニューハイネケンを入手できるので酔いどれにぴったりで、夕方、気持ちいい風、ハイネケン、そして井上陽水が少年時代や夢の中へ、傘がないをやれば感動しない人がいるわけがない。モリシはこないだライブで恋した鉢巻の子を偶然見つけ、運命やこのチャンスをどうモノにするかと言っていて笑った。陽水終わって、鮎の塩焼き食ったりし、ジャックホワイト先生。特にホワイトストライブスのときから好きでも何でもなかったけど、予想通りなにも感動を覚えないライブで、すぐにマーキー行ってJAMES IHAに癒された。見た目完全おじいちゃんみたいになってて、誰がライブしてるのかはまったくわからなかった。ノラ・ジョーンズが見たくなるねーとモリシと同意した。

疲れてきたので計画的に有効に時間を使うため、コステロは芝生で爆睡し、さて陣地に戻ろうかーと思ったところでコゴさんに出会い、わーコゴさんお会いできてうれしいっすーとハグをし、僕らのいる場所を伝えてお別れ。レディへが始まる十分前になれば、もうみんなの緊張も最高に高まるし、そわそわするし、しかしこんな人入ってるグリーンも見たことないねーという具合の人の数。フルノさんやコゴさんとタキタロウさんとその友人方も一緒にいよいよだねー、と気が気でなくなる。そして照明。歓声。レディヘがステージに立つ。曲が始まれば、踊る踊る。こちらにはコゴさんという踊り師がいるというかコゴさんの踊ってる姿はほんとに大好きで、こんなに気持ち良さそうに踊る人いるんだーと最初嫉妬したくらいで、いまはフジロック行くたびにコゴさんに恋をしている。去年フジロック婚をしたと聞いた時は、久々に失恋した気持ちになったくらいだ。僕ら集団はレディへでこんな踊る人いるんだーと周りにビビられるくらいに踊り踊る。「あーこの曲私が4年間付き合ってた彼にふられたときにずっと聞いてた曲だー」とパラノイド・アンドロイドかカルマ・ポリスあたりでコゴさんが言いみんなで笑い、僕とマイコは肩組んで、いちにのさんので後ろに倒れようとわーきゃーいいながら芝生に倒れたりしたら、モリシとマイコも倒れ、コゴさんとタキタロウさんと僕も倒れ、すげー楽しいとなり、僕らの前にはセクシーな女の子外人4人が超セクシーに絡み合い眠ってたので、マイコとコゴさんは喜んでスマフォで激写し、タキタロウさんは「このまま、でらべっぴん出せるな」といったりなんだこりゃーというくらいおよそ2時間半ひたすらに笑い、飛びはね、最高だねーほんとに最高だねーとなる。

レディへが終われば恐怖の人の波で、わーと流されたものの身長190cmのシュレックさんがみんなを目印に先導してくれ、やーほんとに助かります、ということでラストナイツ、マーキー向かう。それでもモリシとマイコとははぐれて、最初探してたけど電話も全くつながらないし、マーキーからかっこいい音が聞こえてくればたまらずマーキー向かう。DE DE MOUSE + Drumrollsとか信じられないくらいかっこよくて、特にツインドラムの繰り出す音がもはやアートでしょうという絡み合い方をするので、わーと叫び踊る。いろんな方からいい踊りしてるねーとお酒を頂くので感謝しつつ頂戴し、そのまま2時半ごろまでひとり踊り続ける。

あまりに疲れたので、オアシスでちらっと休み、ソーキソバとビールで休息してるとたまたまみうさんから連絡来てあら偶然いま僕もオアシスですよ、となるので最後にカンパーイ!とし、終わっちゃうねーということを語り合った。テントに戻るころには4時過ぎで、ほんとに今年も苗場はなんて場所だ、SEE YOU NEXT YEARとつぶやき横になった瞬間眠った。

 

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7/30(月)

朝起きて、テント畳んで、ラコスバーガー+ビール。今日も美味い。アサミと偶然会い、またらいねーん!と叫び、越後湯沢へと向かうバスに並ぶ。3日間、信じられないくらい全く雨の降らなかった苗場だけど、ある意味奇蹟的に終わったこの日は大雨で、やーでもラッキーだったね、去年はきつかったものね、と。

バスは1時間半以上待ち、湯沢へ。温泉入ろう!ということで、湯沢グランドホテルに向い、温泉入る。本陣とは圧倒的に違う設備にモリシとこれ、毎年ありやなと認識あわせ。ホテル前でたむろってたらホテルの人が、駅まで送迎してくれた。たぶん客層的にホテルのブランドイメージとあわなかったのだろう。駅前の郷土料理やでけんちん定食食べ、お土産買って、新幹線は爆睡して、東京駅。モリシとマイコとまた苗場で!と拳を合わせ帰路へ着く。今年も最高の5daysでした。

this taste good!

金曜恒例のひとりベルギービール。

終電で仕事終えてからの、ハッピータイム@西小山Bar SLOW。なでしこジャパン勝ったぜ!

1本目:ヒューガルデンホワイト

他のビアバーとは格が違ううまさにぞっこんです。

2本目:Leff Blonde

今日も美味しく頂きました。

3本目:DUCHESSE DE BOURGOGNE

 

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ワインの瓶で醸成させたビール。上品な味わいで激うまでした。

very,very

「6年連続」と誰かのように言えないのが残念で6年目5回目のフジロックから帰ってきた。一昨年、苗場に行かなかったことはこの数年間で何よりも後悔していることの1つで、そのとき友人から言われた言葉は「一度行かなくなるとほんといかないと思うよ」といった類のことで、二度と逃してなるものか、という感情に別に襲れない。ほんとに楽しいので行く。

7.25(木)

6時退社を目標に、これでもかとばかりに仕事をこなし、休暇メールの設定を行う。東京駅新幹線改札口でモリシと合流、ビールを買い、新幹線に乗り込む。1時間半。車と比べれば短い時間だ。越後湯沢に到着し、飲酒に興じる。

シャトルバスの行列に一瞬ひるみ、はなからシャトルバスなんて待つ気も無かった僕は早速モリシに提案する。知らん人誘って、4人集めてタクシーでいこうと。何組かに声かけするも、なかなか芳しい反応ではない。しかし外人女性ふたりぐみがタクシーに乗り込んだので、駆け、声をかける。「キャンウィーゴートギャザー」グラマー外人は突然の声かけに驚くも「イエス!」と明るい反応。そして「どこいくの?」と聞いてくる。当然「ナエバ!フジロック!」と答えると、まさかの「私たち違う場所なの」という奇跡。この日に、あるんだそんなこと、とモリシと笑う。30分ぐらい待ってもつかまらないので、モリシがシャトルバスに並びつつ、声かけようという提案にみすみす乗る形になり、並んでみたら20分で乗れました。便利だね。

遠くから、音が聞こえ、少しずつ大きな音になっていく。いつもの、フジロックのゲートが見える。毎年恒例の、ここに戻ってきたという感情。リストバンドを交換し、テントを張りに急ぐ。まさかのテントサイト入口10秒のところにちとでこぼこだが、十分なスペースを発見し、急ぎテントを張る。当然、かつてないほどに快適なフジロックライフが約束される。先に来ていたモリシの友達の先輩のフルノさんと合流する。先に前夜祭に行っていたみたいだが、やっぱりシャーベッツとか全然好きじゃなかった!と言っていた。

会場に向かう。ゲートをくぐる。かつて、もはや自分が体験した現実だったのかすらよくわからない僕の原体験である大学4年の夏や、死ぬほど楽しかった社会人1年目の夏のようなドキワクとは違う。落ち着き払った北の男だ。風景もすべて知っている、またここに戻ってきたという感覚。悪くない。

さっそく苗場食堂で、とろろめし・豚トロ串焼き・ハイネケンを購入しカンパーイ!オアシスで全くいつも通り感動的な大道芸を見て笑ったり驚いたりし、マーキーへ向かう。ちょうどLOS LONELY BOYSとやらが終わったところで、豆塚。豆塚=フジロック出演者の有名な曲を流す人という先入観しかなかったので(思えば前夜祭にいったことは大学4年の夏一度きりで、なぜかそんな記憶がある)、今年は当然〆で「creep」でしょうとか思っていたら案外知ってる曲は全然掛からずただのかっこいいDJで思い違いはなはだしい。しかし12時になれば音は止むが、モリシはあと3時間は踊れるな!と言っていた。テントサイトに戻り、ラコスバーガーで(その後何度も訪れるとはつゆ知らず)さっぱりとジントニック飲んで寝る。

7.26(金)

予報では3日間とも晴れ、という奇蹟の晴れロックになるということだが、テントは完全にサウナで9時半ごろにはモリシも目を覚まし、汗まみれを抜け出すため、いつもの温泉、本陣へ歩いて向かう。本陣はがらがらで、コンセントで携帯充電も確保し、大満足で風呂をあがって今日一杯目のビールでカンパーイ!テントサイトに戻れば、テントサイトから出るための!行列につかまり、終わりそうにない僕らは昨夜のラコスバーガーで朝飯のラコスバーガー+ポテトセット+ハイネケンを注文。中のハンバーグが劇的にうまく、これはおいしいねーとモリシと大いに喜ぶことになる。家に帰って検索したら岡山のお店だったので、岡山の友人へ是非行くといいよと一昨夜メールしたらこれからワイズマンということでうらやましい。

バーガー食べてたら狙い通り、行列は緩和し、会場へと向かい、早速ドラゴンドラに乗り込む。アホな子たちと一緒になり、熊がいるよ、まさかいるわけない、熊だー!と毎年恒例の会話に興じつつ、デイドリーミング別名「天国」へ到着するので、早速ハイネケンでカンパーイ!やはりここのハイネケンが世界一うまいと思い知る。ちょうどドリアンがはじまるところで僕らは芝生で寝る準備を始め、ドリアンが始まるころには爆睡を決め込んだ。起きるとドリアン大盛り上がりで、眠るのにはgood music過ぎてモリシも寝てたし再度寝た。ドリアンよかった。そうすればEccyはじまるので、どれどれと覗きにいったら、やっぱり不細工だったけれど、僕はEccyが同じ世代だと聞いたあたりから、何があっても応援しようと決め込んでいるので、まばらな客の中ぶいぶい躍った。踊りながらなぜだが「親密さ」という言葉が思い浮かんだ。とてもいい言葉だ。あるいは85世代ヌーヴェルヴァーグ!とてもいい言葉だ。

3時間ほど天国にいたが、ブルーハーブがはじまるとなるので、モリシを起こすとモリシは日焼けで全身真っ赤になっていた。ドラゴンドラを降りたところで、突如「だいちくん!」と女子に声をかけられ遠目で誰かわからなかったので「おう!」とかえしておいた。直後に会社の先輩とかだったらどうしようとドギマギした。その後、みうさんからメールが来て「フジで偶然会えるなんて」ということだったので、会社の先輩ではなく一安心し、ホワイトへ向かえば、丁度ブルーハーブで、7月頭のワンマン以来だからそんな久々感はないのだけど、彼が声をあげる。12年目、6年ぶり、4回目のフジロックと。そう6年前、大学4年の1回目のフジロック、マーキーで見たボスのあの影、言葉、音、初めて見たブルーハーブを僕は全く忘れられずにいて、わわわと記憶がよみがえってきて、そして全身に鳥肌が立つ。最初ホワイト、ブルーハーブには箱でかいかなと思ったけど、そりゃそんなことはなくて、僕は体を動かすことすら許されない緊張感の中で、ほとんど突っ立って鳥肌を立たせ続け約45分間を過ごしたものだ。終わった後モリシと、まともに聞いた1組目で既にベストアクトだねと言って喜んだ。

小腹がすいたので、昨年のベストフードであるながおか屋のラムチョップを買いに、ヘブンに向かう。モリシはラムチョップ二本買いしていて、僕は1本目を食べ終わった後に早速もう1本買わなかったことを後悔し、ビールをなめた。バックミュージックのErnest Ranglinはうるさすぎず丁度いい感じだった。このあたりで今日あとから合流するはずのマイは仕事で今日無理と連絡が来て残念と思ったわけでもない。

そこから大移動でオアシスでタイラーメン食べて、BEADY EYEに向かうけど全然興味ないので、再度睡眠をむさぼり、ストーンローゼズまでよく寝た。ストーンローゼズをなぜかすごい楽しみにしていたけど、そういえば僕の人生にローゼズとやらは対して深く関わったことないなあ、ということを彼らが登場し、数分後に気づき、一気に興味を失って、モリシにジェームス・ブレイクに行こうと誘ったけど、彼はいかないと言うので、移動もめんどくさいので椅子に座ってストーンローゼスをぼうっと聞いた。まあまあだったけど感動は特にない。『(500)日のサマー』でふたりの共通の趣味として語られていたのは、ローゼズではなく、スミスだったろうか。ふとそんな疑念が湧いてきた。

そしてホワイトに移動しジェームス・ブレイク。音源を聞いたことはないが、しかしそれはまあ素晴らしいライブで、この年(23,4才とかかと勝手に思っている)でこんなライブをやられてしまうと、なんというか「天才」という言葉しか形容する言葉がない、ととにかく感嘆し、アニマルコレクティブの再来だ!とひとり叫び続けた。なんといい夜なんだと思いつつ、オレンジへ向かう。朝から、今日はオールナイトフジの為に!を掛け声に、体力を温存してきたので、Eccyで30分ほど躍った以外は全く動いておらず、ずいぶん元気になってきた。みうさんもオレンジおいでと言ったら、来る!ということだったので、先にDJ EMMAで身体を慣らす。今日はいつものオールナイトフジのスピーカー3倍にしてるぜ、と言われるとあおられるので大いに踊る。みうさんが来たところで、わーとなり、3人で乾杯する。みうさんは「バックミラー、サイドミラー、目視」という言葉を連呼していた。DJ NOBU⇒DJ KRUSHの流れは当然やばく、バッキバキに踊ったらへとへとになり、テントへ戻ることに。3時半ごろテントに到着し、疲れすぎて一瞬で眠り初日は終わる。

 

7.27(土)

テントを出るころにはほとんど昼ごろで、ラコスバーガーを食って、本陣を出て、ROVO友達のアサミと乾杯して、会場に着くころにはもう15時を過ぎていた。ホワイトのMONOの方に向かうも、うるさかったのでそのままボードウォークに入り、ヘブンへ。去年超旨かった記憶のあるグリーンカレー食うけど普通だった。去年いた天才料理人が本店まかされたのではとモリシは言っていた。そのあたりでケンちゃんと合流し、バーボンソーダで乾杯する。ケンちゃんとマイコを付き合わせることが今フジロックの密かな目的であり、そのマイコにホワイト集合でとメールし、ROVO。1か月前の日比谷公園は全く記憶がないので今日こそ!と気合を入れて躍った。あとになって気づくと、この日はROVO以外まともに何も見なかった理想的なフジロックライフだ。

モリシがユリリンと乾杯したい会いたいおごってもらいたいというので、ユリリンに連絡したら、川のとこいるよーと帰ってきたので急いで向かう。そしたらタケシもいてあら偶然こんなところでと驚く。マイコもなんとか合流できたが激ギレしていたのでそっとしておく。ユリリンはユリリンの彼氏疑惑の先輩といたのだけど、先輩の前で、ユリリン愛してるからおごってくれとの言葉をモリシがかけると、「愛はないけど金はある」との大人の回答に僕らは憧れ冷めやらぬ今も、ということで僕とモリシは女子からビールをご馳走になるだろう。CARIBOUをBGMにモリシ、ユリリン、ユリリン先輩、ケンちゃん、マイコ、フルノさんで飲み飲みワイン・ウイスキーが登場し、ケンちゃんは完全にマイコに「ほの字」でマイコもその気だったので、フジロックラブを楽しみにしている。iPhoneを見ればフジロックになぜか来なかったタカシから「悔しすぎるからすげー楽しそうな写真を送って」というメールに笑い、みんなでハイチーズとやればやっぱり僕はフジロックにラブシックという不治の病です。眠いのでこの続きはまたねん。

記憶/共感/親密さ

今朝Facebookを開いて、少し顔をにやつかせた。あれから4年が経ち、「はてな」という形は変えど、それぞれがまた書いている記憶がよみがえる。

かつてお互いを高めあった関係、親密さ。いや、僕は一方的に2人に高められた、という言い方の方が正しいかもしれない。アテネ・フランセやシネマヴェーラにいけば彼ら(+1)に偶然会わない方が珍しかった。

昨夜はほとんど眠ることは叶わなかった。3連休で寝すぎたからだろうか。違う。久々に身体の底から熱いなにかが湧き出てきて、全く目が冴える。LES MISTONSとかめでたいとか、違うんだ。かつてのような責任、義務、やらなければとはちょっと違う、したいんじゃん、という感情。ドキドキして眠れなかった。

そして、今日いつもの日課で友人のブログのURLを叩けば、まるで同じようなことを同じようなタイミングで考えている。思わず僕もtumblrを開き、誰が読んでもよくわからない、この青臭い文章を書くのだろう。

三連休/蓮實/二十一世紀

この三連休は少しは出かけはしたものの、映画もスクリーンで1本、家で1本を見た程度で、ほとんど家で過ごすことになった。渋谷にでも出れば、フィリップ・ガレルの新作を見ることもできるし、何度見ても再鑑賞の度に驚きや新たな発見をするだろう、ワイズマンやウディ・アレンの新作が上映されているにも関わらずだ。

その唯一の理由と言えば、蓮實重彦の『映画時評2009-2011』がAmazonから届いたから、であることは言うまでもない。

この三日間は、それが二十一世紀を生きる僕たちにとって、ほとんど唯一の娯楽であるがごとく、その本のページをめくり続け、「映画」という名の奇蹟を噛み締めることになった。

蓮實の文章をこれほどしっかり読むのは、自分の記憶を辿ったり、自分の読んだ本のノートを見る限り、大学生以来のことのようで、当時は授業中、映画狂人シリーズを読んではビデオ屋で未見の映画を探し、未読の彼の書をたまたま古本屋で見つければ、テスト時間も投げ打って教室で読んでいたことを思い出す。僕の「教育者」は、教壇に立つ名前もおぼろげなお爺さんより、蓮實重彦だった。

ほとんど五年ぶりに彼の文章に触れ、その文章の自信に満ちた力強さ(「想起しない人はいない」と言われ、それを想起しなかった当時の自分を恥じてみたり)、煽動力(『アバター』ですら楽天レンタルで借りてしまった!)を前に、かつて映画だけあれば人生を満たされる、と信じてやまなかった自分がフラッシュバックするのだ。

彼が取り上げる映画は、当然その書のタイトル通り、「2009-2011年」に撮られた新作についてである。だが、そのほとんど全ての文章に「二十一世紀」というキーワードが入り、そして、その二十一世紀の映画の存在を常に否定した上で、語られる。

たとえばジョニー・トーの活劇に満ちた素晴らしい小作『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』について、本書でのインデックスは『よくできたごく普通の映画の二十一世紀には稀な貴重さについて』とあらわされることはわかりやすい部分だし、かつて蓮實の文章を読んだことがある人は、彼が決して好意をもっていなかった二十世紀を代表する映画作家ジョン・カーペンターに、二十一世紀においては、ほとんど彼のような作家は残っていない、と語っていることに驚くだろう。

僕たちの世代がまともに映画と向き合い始めたのは、ほとんど二十一世紀である。過去「遅れてしまった感」を持って二十世紀の映画を見続けたことがある人で、蓮實のような「教育者」にこう語られれば、きっと二十一世紀に生まれたことを悔やみ、そして「遅れてしまった感」を強めるだろう。

蓮實の意図はなんだろうか。僕らは、最後にあとがきを読み、身震いするだろう。彼はあくまで僕たちの「教育者」であることに気づくのだから。

西小山BAR SLOW

ベルギービール3種。どれもはじめて飲む。

1本目:orval

有名だけど飲んだことなかった。

重厚な味わい。好き。

2本目:PECHERESSE

通称”ピーチ”。信じられないくらい甘いのに、鬱陶しくない。

2本目に丁度良い。

3本目:Leff Blonde

〆は重めで。

隣に座ってた人と仲良くなり、

気づくと朝3時まで飲んでました。

一人ビアバーに完全にはまってきている。